『いやいやえん』
作:中川李枝子/絵:大村百合子
編集:子どもの本研究会
あらすじ
「ちゅーりっぷほいくえん」という保育園に通うわがままな少年しげるを主人公に、園児たちの日常とその延長に起きるちょっと不思議な物語が詰まった短編集。つみきで作った船がいつの間にか海に漕ぎ出していたり、園にくまのお友達が入ってきたり、野原に行ったら狼が子どもを狙っていたり……。表題『いやいやえん』は、なんでもいやだいやだと駄々を捏ねるしげるが、「いやいやえん」という園に連れていかれるお話。さて、いやいやえんとは一体どんなところなのでしょうか。
感想・おすすめポイント
普通に保育園が舞台のものと思っていたので、突然始まる非日常的な展開に最初は少しびっくり。でも、お話を聞いている子どもは当たり前にその不思議さを受け入れているんですね。日常と地続きのファンタジー。まさに、子どもの心にぴったりハマる世界観なのだと思います。
個人的には時代を感じるセリフ含め少々もやっとする描写もないこともないですが、子どもウケは抜群。親戚の子も好きだったそうです。
少ししっかりした物語が楽しめるようになってきたらおすすめしたい一冊。
寝る前に一、二編ずつ読み聞かせを進めるのにちょうどいい長さでした。
メモ
■初めて我が子に読み聞かせた年齢:3歳
*本に記載の年齢:4歳〜小学校初級
■読んだきっかけ:図書館/口コミ
□なんとなく評価(最大5)
・わかりやすい言葉づかい:☆☆☆☆*
・理解しやすい物語:☆☆☆☆
・我が子にウケた:☆☆☆☆☆
・自分が面白かった:☆☆☆☆
・絵の多さ:☆☆☆☆
◎日常と地続きのファンタジー:☆☆☆☆☆
*古い作品なので今の子どもにはやや伝わりづらい言い回し等がある


